法のある日常(遺言師 かとう事務所の日常)

家系図・遺言・相続などの業務を通して感じたことを綴る。日常生活でもすぐに役立つ知識が満載★

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自筆証書遺言

いつも札幌市東区の遺言・相続の専門家 行政書士かとう事務所 のブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、北海道新聞の遺言師協会の記事を読んでいただいた方(Aさん)からご相談がありました。

その内容は、
兄弟がAさんあてに遺言を遺しているので見てほしいということでした。
その兄弟には子供がいるのですが、サポートが必要な状態であるので、財産はAさんに残して、子供の面倒をみてやってくれ。
ということです。

負担付遺贈という内容です。
確かに、遺言によりその想いは実現可能です。

その遺言は自筆証書遺言の形式で書かれていました。
ところが、その遺言を見てみると大変なことになっていました。

自筆証書遺言には、法律上、この通りにやらないといけませんという様式が決められていて、
それができていない遺言は、無効になってしまいます。
代表的なところでいうと
①全文自筆で書かなければいけない。
②訂正するには訂正箇所を指示して訂正印を押す。
③日付を分かるように書く。
というものです。

Aさんが持ってきた遺言は、この①②③全てについて有効になるための要件を満たしていない、つまり、完全に無効なものだったんです(+o+)


この遺言が無効である為、本人の想いを実現させることが困難である上に、相続人である家族がやるべき手続きが丸々残ってしまいます。

ぜひ、自筆証書遺言を遺す方は、専門家のチェックを受けてください。
せっかく遺した家族への想いを実現させる為に!!(>_<)

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